こんにちは、YUKARIです!
- スパイダーメーン
- バヤシTV など
現在日本のトップチューチューバーである彼らに共通する「あること」、皆さんはご存知ですか?
先に答えを言ってしまうと、この方たちはほぼ「喋らない」んです!
トークが面白いというわけでもない彼らの何がそんなに人気なのか、疑問に思う方もいますよね。
そこで今回は、YouTubeで新たなジャンルを切り開いた「ノンバーバルコンテンツ」について解説していきます!
- ノンバーバルコンテンツとは?
- ノンバーバルがバズった理由
- ノンバーバルで人気のYouTuber
YouTube shortsで爆発的人気の「ノンバーバル」コンテンツとは?
ノンバーバルは「非言語」という意味。
つまり、「ノンバーバルコンテンツ」とは言葉に頼らず、
表情や身振り手振りなどのリアクションだけで構成されるコンテンツを指します。
Youtubeの2023上半期トレンドにも選ばれた!
ショート動画では「ノンバーバル」×「コメディ系」が人気
出典:kamuitracker 2023年上半期の視聴回数上位30位のショート動画のテキストマイニング(※テキストマイニングとは…膨大なデータから有益な情報を取り出すこと)
国内最大級のYouTubeデータ分析ツール「kamui tracker(カムイトラッカー)」を提供する株式会社エビリーが発表した、
「2023年上半期に視聴回数を伸ばした動画」に関する調査結果によると、以下のことがわかりました!
ショート動画では、圧倒的に「ノンバーバル」×「コメディ系」の組み合わせの動画が人気で、特に「spider-maaaaaaan / スパイダーメーン」は2022年末の調査時から引き続き視聴回数を獲得しています。
テキストマイニングを見ても、海外を意識した英語表記のタイトルが目立ち、「Sagawa/さがわ」「ISSEI/いっせい」「Junya.じゅんや」のようなエンタメ・コメディ系の人気YouTuberの名前やノンバーバルで楽しめる動画のタイトルにつくことの多い「funny video」が入っていました。
ノンバーバルコンテンツは2022年から伸び続けており、
またこういったチャンネルは、視聴回数もさることながら登録者数も多く獲得しています。
たとえば、2023/9/6現在、チャンネル登録者数ランキング一位の「Junya.じゅんや」に関しては、なんと登録者数2860万人!
規模数から見て、海外にも人気があることが見て取れますが、ではこれだけバズった理由って一体どこにあるんでしょうか?
ノンバーバルコンテンツがバズる3つの理由
ノンバーバルコンテンツがバズる理由には、大きく3つあります。
- 言語の壁がない
- 直感的に理解できる
- 普遍的な面白さ(リアクション芸)
1.言語の壁がない
ノンバーバルコンテンツの場合、多くのYouTuberが実践しているトークの部分が一切ありません。
「言語の理解」を必要としない視覚的情報のみで展開されるので、国内の視聴者のみならず、世界中の人が楽しむことができるのです。
2.直感的に理解できる
演者の表情やジェスチャーはもちろん、「おぉ!(驚き)」とか「キャー(悲鳴)」といった短い感嘆詞のリアクションから、
直感的に映像内で起きていることを理解しやすいのもポイントです。
3.普遍的な面白さ(リアクション芸)
言語で説明する必要がないため、シンプルに面白さが伝わるものが多く、幅広い層に受け入れられやすいです。
分かりやすい例が、日本初の10億再生を突破した「スパイダーメーン」。
「体を張ったパフォーマンス」で視聴者を笑わせていますが、これを理解するのに、国や時代性や、年齢などは一切関係ですよね。
【衝撃】登録者数ランキング上位10人中6人がノンバーバルで活躍!
国内Youtuberの登録者数のランキングを見てみると、
上位10人中6人がショート動画の「ノンバーバル」コンテンツで活躍している人たちだということが分かります。
出典:yutura 2023年9月 チャンネル登録者ランキング
それだけ現在のYouTube(ショート)の中でも伸びるジャンルであり、視聴者からの需要があるコンテンツだということが伺えます。
ビジネスの初期には「TTP(徹底的にパクる)」が有効だと言われたりもしますが、
この「ノンバーバルコンテンツ」に関しても、
実際に上のランキングに載るようなトップYouTuberたちを意識しているであろう後続者もたくさんいるので、すでに競争は激化している印象です。
YouTuberはなぜノンバーバルに参入する?
ここまで見てきたとおり、言語に頼らないノンバーバルは国や世代を超え、グローバルに愛される要素がつまったコンテンツ。
国内向けの動画コンテンツだけでは視聴数や登録者数にも限界がありますが、ひとたび海外市場に目を向ければ、
言語の習得も必要ない「ノンバーバル」は、大バズりするチャンスがあるわけです。
しかも、今年2月からYouTube Shortsの収益化も解禁!
ロング動画ほど収益率は高くないですが、ショート動画で認知をとってロングに誘導することもできます。
全くの無名から超人気者になれるチャンスもあるので、「自分も後に続きたい」と感じる配信者も多くいるでしょう。
「ノンバーバル」コンテンツでバズった主なYoutuber2人
ここからは、「ノンバーバルコンテンツ」でバズった主なYoutuber2人を紹介していきます!
どちらも「ノンバーバル×〇〇」の掛け合わせで人気を博していますよ。
- spider-maaaaaaan / スパイダーメーン
- バヤシTV
1.spider-maaaaaaan / スパイダーメーン
2022年7月10日にチャンネルが開設されてから、
日本最速(374日)で1000万人登録者達成という驚異的記録を打ち立て話題となった「スパイダーメーン」。
ネットでも大きく取り上げられていたので、名前を知っている方も多いのではないでしょうか。
かねてより覆面の正体に注目が集まっていましたが、1000万人を突破した際、
もともと男女2人組の「ヴァンゆんチャンネル」で活躍していたヴァンビさんだと明かされました!
チャンネルの特徴は「ノンバーバル×コメディ」
スパイダーマンのコスプレをしたヴァンビさんが、海外でバズった動画ネタを再現したり、おもしろ動画を投稿するコメディチャンネル。
- 2023/9/6時点で登録者数1,270万人
- 日本最速で登録者1000万人を突破
- 日本初となる10億再生を突破
スパイダーマンは言わずと知れた人気ヒーローですが、
他にもピカチュウやキティちゃんなど、海外人気の高い日本のキャラクターを起用し差別化しているところがポイントです!
2.バヤシTV
YouTubeの登録者数ランキングでは3位にランクインしているバヤシTV。
「低糖質料理を作って食べる」をコンセプトに活動する、大人気の「飯テロクリエイター」です。
チャンネルの特徴は「ノンバーバル×グルメ×ASMR」
テンポが良く進む料理シーンと、完成品を満面の笑顔で美味しそうに食べる様子が人気で、世界中で注目を集めています。
- 2023/9/6時点で登録者数1,870万人
- 元パーソナルトレーナーが作る飯テロ動画
- TikTokフォロワー数は日本一の5,240万人
料理シーンはASMR的な要素もあり、油のパチパチ音や、包丁でサクッと手際良く食材をカットしていくときの音など、聞いていてクセになります。
まとめ|ノンバーバルは海外向きのバズりコンテンツだった!
Youtubeの2023上半期トレンドにも選ばれた「ノンバーバル」コンテンツについて解説しました。
言語に頼らない「ノンバーバル」コンテンツには、グローバルに愛される要素がつまっていることがわかりましたね!
ノンバーバルコンテンツがバズる3つの理由
- 言語の壁がない
- 直感的に理解できる
- 普遍的な面白さ(リアクション芸)
日々急激なスピードで移り変わるトレンドの情報収集を続けていくと、人々のリアルな「興味・関心」の変化に敏感になり、
今、世の中の需要がどこにあるのか を見つける癖がつきます。
トレンドに関してアンテナを高くするということは、動画に限らず、ビジネスをしていく上では必須で養っておきたい感覚です。
トレンド自体を知ることももちろん大切ですが、
「なぜそれが流行っているのか?」
「人々の関心は今どんなことに向いているのか?」
という部分まで追ってみると、トレンドの裏側にある人々の潜在ニーズを把握でき、新たなアイデアが生まれる可能性があります。
新しいニーズを把握するためにも、こういったトレンドにアンテナを張っておくことはおすすめですよー!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪