こんにちは、YUKARIです!
皆さんが普段「何か知りたい」「あれ何だっけ?」となったとき、
ほとんどの人が「ググる」という行動をとるのではないかと思います。
しかし、なぜあの検索窓に入れた短いキーワードだけで
探している情報がヒットするのか、皆さんは知っていますか?
SEO対策に興味があるという方は、つい「検索結果の上位表示」に意識がいってしまいますが、
まずは「検索結果」そのものの仕組みを知ることが、SEO対策を理解を助ける第一歩となるんです。
今回はSEOのテクニックを学ぶ前に、
ぜひ理解していただきたい「検索結果の仕組み」についてまとめました!
そもそも検索エンジンとは?
検索エンジンとは、
「インタネットユーザーが検索ワードを使って探したい情報を見つけるために、構築されたシステム」のこと。
皆さんも、毎日のようにスマホやPCで利用しているのではないでしょうか?
検索エンジンの役割
検索エンジンの役割は、ずばり「ユーザーのお悩み解決」です。
私たちが普段何か検索をする時って、何かしら「困っていること」や「知りたいこと」があるから、
その答えが知りたくて「検索」という行動を取っていますよね。
検索エンジンは、ユーザーが検索窓に入力した短いキーワードから「欲しいであろう情報」を読み取って、
最適な結果を表示してくれます。
検索エンジンが順位をつけるワケ
検索エンジンは、検索結果に「順位」をつけ、
ユーザーが「最短で的確な情報」を得られる可能性の高いページから、順位付けして表示をします。
というのも、ネットの情報って、玉石混交です。
仮にもし検索結果に順位がなかったら、
ユーザーは「検索結果一覧に表示された、世界中のWEBサイト」の中から自分に合った情報を見つけなければならず、
これってまず不可能なことですよね(笑)
検索エンジンが順位をつけてくれるおかげで、私たちは最適な情報にすぐアクセスすることができているわけです(^^)
検索エンジンのシェア
検索エンジンについて知るには、人々が日々どんなものを利用しているかも知っておく必要があります出典:Statcounter Global Stats
検索エンジンの世界的なシェアを見てみると、Googleが90%以上と、圧倒的な存在であることが分かります。
次に、日本でのシェアを見てみましょう。
やはりGoogleが圧倒的ですね。
シェア第2位のYahoo!についても、実際にはGoogleの検索技術を活用しているため、
検索結果は概ね近しいものになります。
(Yahoo!は検索以外に提供するサービス“Yahoo!ニュース・ヤフオクなど”も
ユーザーに利用してもらえるような仕組みにしているため、Googleと全く同じ検索結果というわけではありません)
つまり、検索エンジンの種類は色々あれど、
ということがポイントになります。
本記事でも、検索エンジン=Googleという前提で解説をしていきます!
検索エンジンの仕組み(1)クローリング【情報を見つける】
ここからは、具体的な検索エンジンの仕組みについて解説します!
検索エンジンは、次の3つのステップを経て検索結果を決定しています。
- クローリング【世界中から情報を見つけてくる】
- インデックス【見つけた情報を分類・登録する】
- ランキング【登録した情報に順位をつける】
クローリングとはロボットがWEB上で情報収集すること
クローラーと呼ばれるロボットが、インターネット上に存在するあらゆるページをリンクを辿って巡回し、
情報を収集していくことを「クローリング」と呼びます。
今この瞬間にも、インターネット上では膨大な数の新しいWEBページが公開されていますが、
実はクローラーに見つけてもらわない限り、そのWEBページが検索結果に反映されることはありません。
Googleのクローラーたちは、基本的に大忙し、なんですね(^^;)
そのため、まずはクローラーに自分のWEBページを見つけてもらう必要があるのと、
忙しいクローラーがWEBサイト内の各ページを巡回しやすいよう、工夫しなければなりません。
これこそ、最初の重要なSEO対策といえます。
特に、新しいWEBサイトや公開したばかりのWEBページは、すぐに発見してもらうことが難しいので、
まず「クローラーに見つけてもらう」ことがSEO対策の第一歩だと覚えておいてくださいね。
具体的にできる対策は次の3つです。
クローリングしてもらいやすくなる3つの方法
- 巡回を促すサイトマップを送信する
- サイトの構造をシンプルにする
- 外部サイトからリンクされる
1.巡回を促すサイトマップを送信する
無料で使える「Googleサーチコンソール」のサイトマップ送信機能によって、
クローラーにWEBページの存在を知らせることができ、巡回を促すことが可能です。
2.サイトの構造をシンプルにする
クローラーがWEBサイト内を巡回しやすいよう、
できるだけサイト内の構造をスッキリと整備しておく必要があります。
具体的には、クローラーはリンクを辿ってWEB上を巡回しているため、トップページから2クリックですべてのWEBページに辿り着けるようにするなど、
導線をスムーズにしておく必要があります。
ただ、これはある程度記事を書いてから気にすれば良いことなので、
SEO初心者の方はなんとなく知っておく程度で大丈夫です。
3.外部サイトからリンクされる
クローラーはリンクを辿って移動する性質があるため、
外部サイトに自分のリンクが貼られること(被リンク)が増えれば、それだけ自分のWEBサイトへ移動しやすくなる、ともいえます。
外部サイトからリンクしてもらう一番の近道は、実際には良質なコンテンツを公開していくほかないのですが、
これも方法の一つとして、知っておいていただければと思います(^^)
検索エンジンの仕組み(2)インデックス【情報を分類・登録する】
インデックスとは、クローラーが収集した情報を、
Googleのデータベースにカテゴリごとに分けて登録することを指します。
簡単にいうと、クローラーが収集した情報を、Googleの本棚に整理して並べていくようなイメージをすると分かりやすいでしょう。
インデックスされなければ、どんなキーワードで検索されようと検索結果に表示されることはありません。
また、クローラーが収集した全ての情報が登録されるわけではなく
- すでに同様のコンテンツが存在する
- 内容がうすい
- 検索結果に載せるに値しない
などの理由で、インデックス登録されない場合があります。
この場合、ユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツを発信することが、唯一できる対策と言えるでしょう。
検索エンジンの仕組み(3)ランキング【情報に順位をつける】
ランキングとは、インデックスされたWEBページの中から
検索されたキーワードに対して関連性が強く、
かつ評価の高いページを「検索アルゴリズム」が選んで検索順位をつけること。
この「検索アルゴリズム」は、超絶頭の良い電卓みたいなものだと思ってください(笑)
具体的には、検索キーワードへの関連性が高いものから順位付けをすることで、ユーザーにとって最適な検索結果を表示しています。
この順位付けされた検索結果において上位表示を目指すことが、いわゆる「SEO対策」と呼ばれるもの。
つまり、SEO対策の本質は、テクニック的なことを頑張る以前に、
ことだといえるんですね。
なお、ランキングを決定づける「検索アルゴリズム」の評価基準は200種類以上あり、
「情報の鮮度」や「オリジナリティがあるか」など、
全てを知る人はGoogleの社内でも僅かと言われるほど、全貌を把握するのは困難なものとなっています。
そして、検索順位はユーザーの利便性を高めるため「常に変動する」ということも覚えておいてください。
ここまでが検索エンジンの仕組みとなります!
Googleが検索順位を決める最重要ポイント
先ほど、「検索アルゴリズム」の評価基準は200種類以上ある、というお話をしましたが、
そもそも、Googleが検索結果の順位を決める際に最も大切にしているポイントは
Googleの公式文書から読み取ることができます。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである
つまり「ユーザーファースト」であるということ。
私たちがコンテンツ作成の際に意識しないといけないことは、
「ユーザーにとって本当に価値ある内容なのか」
「ユーザーにとって使いやすいサイトなのか(サイト内の整理や、見やすさなど)」
に尽きるということ。
テクニックに偏ったSEO対策をするのではなく、
地道にコツコツと、ユーザーのための良質なコンテンツ作成をする以外に上位表示の近道はないことを、
Googleは教えてくれています。
まとめ|SEO対策の始まりは検索エンジンの仕組みを理解すること
SEO対策に興味を持っていざ調べてみたら、
「SEO対策ってなんかやることが多そう」って思って怯んでしまうこと、あると思うんです。
私もそうでしたし、今でも学ぶことがたくさんあります。
ただ、SEO対策を理解できない人ほど、
今回の「検索エンジン」への理解がそもそもないことが多く、
逆に言えばこの基礎知識を頭に入れておくだけで、その後のSEO対策のノウハウもスッと頭に入ってくるようになります。
さいごに、本日の内容をまとめておきます。
- 検索エンジンとは、「インタネットユーザーが検索ワードを使って探したい情報を見つけるために、構築されたシステム」
- 検索エンジンの役割は「ユーザーのお悩み解決」であり、
ユーザーが検索窓に入力した短いキーワードから
ニーズを読み取って、最適な結果を表示してくれる
- 検索エンジンの世界シェアはGoogle一強。日本でも一番よく利用されている
検索エンジンの仕組みである3つのステップを経て、検索順位が決定する
- クローリング【世界中から情報を見つけてくる】
- インデックス【見つけた情報を分類・登録する】
- ランキング【登録した情報に順位をつける】
- 検索結果の順位を決定する検索アルゴリズムの評価基準は200種類以上あるが、
その根本の考えとなるGoogleの「ユーザーファースト」を知ることが、SEO対策の第一歩である
SEO対策は、小さくても一歩ずつして理解いければ大丈夫ですので、
心配しないでくださいね!
これからも、初心者向けのSEO対策など
初めて読んでもわかるWEBマーケティングの発信をたくさんしていきます!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪