こんにちは、YUKARIです!
- アクセスが増えてきたのに売上は変わらない
- 集客に成功したら売上って増えるんじゃないの?
集客ができるのと、売上が増えるのは、実はまったくの別問題です。
ここをちゃんと理解しておかないと、「全然ビジネスがうまくいかない…」という状態になりかねません。
今回はビジネス初心者が知っておくべき超重要な「信頼」の話をしていきます。
すでに事業を始めているけど上手くいかない、そんな方にも必見の内容です!
- ビジネスにおける信頼の重要性
- そもそも信頼とは?
- 信頼のつくり方
【大前提】集客ができるのと売上が増えるのは別問題
これを読んでくださっている皆さんにぜひ知っておいていただきたいのが、
「WEBサイトにアクセスが増えれば売上も増える」というのは迷信だということ。
私もそうだったらうれしいですが(笑)、世の中そう単純ではないです。
人間は信頼がないモノにお金を使わない
集客できるだけで売上は作れなくて、結論、重要なのは「信頼」です。
人は、信頼がないところにお金を使いません。
営業経験がある方はイメージしやすいと思いますが、いきなり営業をかけても商品って売れないですよね?
どんなにメリットのある内容を伝えたとしても、相手があなたを根本的に信頼していなかったら、絶対に商品・サービスは売れないし、ビジネスは上手くいかないものです。
信頼はなぜ大事?
エルメスのバッグを例に
ビジネスにおいて「信頼が大事である」と実感できるような例を、ひとつ出しましょう。
たとえば、あなたが念願だった「エルメスのバッグ」を、100万円で「えぇい!」と買ったとします。
「よし、やっと買ったぞー!」と。
これは想像できる話ですよね?
ここでちょっと考えてみていただきたいんですが、
もしエルメスのバッグと全く見た目が同じデザインで、全く同じクオリティで、本当に瓜二つなものがあったとして、
エルメスのタグがついていなかったとしても、あなたは買いますか?
100万円払おうと思いますか?
今回の記事では結構重要なポイントなんですが、この質問をすると、買わない方がほとんどだと思います。
冷静に考えると、「まったく同じものなのに何で100万円払わないの?」って思いませんか?笑
答えはシンプルで、「エルメスのバッグだったら100万円ぐらいするよね」という社会的な信頼があるからですね。
社会的に信頼されているから、あなたも安心して100万円払うことができるんです。
つまり、エルメスのタグがなかったら、それがどんなに優れた品質で同じデザインのものであっても、
「100万円分の価値がある」という信頼がないと、お金を払えないということです。
個人レベルで「信頼」が必要
エルメスは社会的に信頼されているから、みんな安心してお金のやり取りをできるわけです。
ですので、まだ世の中に知られていないあなたが今後ビジネスで売上を作りたいと思うなら、
あなたが良い商品・サービスを提供して集客を頑張るだけではなくて、そこに「あなたに対しての信頼」があるかどうかが重要であることが、まず分かっていただけるかと思います。
ビジネス初心者によくある勘違い
「自分に信頼がないことは分かっている」と言いながら、信頼について勘違いしているビジネス初心者の方は多いです。
「自分には信頼がないから、安売りしてます!」というパターンですね。
これは少しずれていて、安くすればいいという話ではありません。
なぜなら、仮に商品単価が安いサービスでも先ほどのエルメスと同じことが起こりうるからです。
たとえば、あなたがドラッグストアに食器用洗剤を買いに行くとします。
洗剤コーナーに着いて、
A.花王の洗剤 250円
B.見たことがない海外の洗剤 70円
と並んでいた時に、実は大半の人が、250円の花王の洗剤を買っていくというケースがほとんどです。
圧倒的に安いBを買うかと思いきや、ほとんどの人からすると、やたら安くて名の知れない海外のブランドって怖いんですよね。
手も荒れるかもしれないし、肌に悪い成分が入っているんじゃないか?とか考えます。
ここで理解すべきなのは、フリーランスや個人事業主というのは、
世間一般から見れば、その怪しい海外産の製品と全く同じだということです。
もちろん海外産がダメなわけではなくて、あくまで「あなたの持っている信頼レベル」が、怪しい洗剤と一緒ということです。
この感覚を持っているかどうかがすごく大事で、だから「安売りすればいい」ではないのです。
ビジネス初心者の人がやるべきなのは、もっと「信頼を増やす」ということ。
では、信頼の正体ってそもそも何なんでしょうか?
信頼とは「良い!」の証明
信頼があるというのは、結論「良い!」が証明されている状態です。
ですので、もし信頼を増やしたかったら、自分たちの商品・サービスが「良い!」ということを証明していかないといけません。
この証明を「どれだけ世の中に対して出来ているか」によって信頼度が決まります。
エルメスの章でもお話しましたが、信頼があれば世の中の人は安心してあなたにお金を払うことができます。
信頼は「価値の先出し」をすることで得られる
「良い!」の証明をするために具体的に何をするべきかというと、「価値の先出し」です。
例を2つ紹介しましょう。
例:化粧品サンプル|有料級の商品を無料で配布
化粧品サンプルというのは分かりやすい例です。
たとえば、化粧品の大手企業が新たに7000円の化粧水を販売します、となったとき。
消費者からすると、いきなり7000円はハードルが高いというのを分かっているので、企業はお店でサンプルを配るわけです。
それを実際に使ってみて「いいな」と思ったら、私たちも安心して7000円払えますよね。
これは、サンプルを使って、商品が「良い」ことを先に証明しています。
例:ITサービスの会員|有料版・無料版のサービスを用意
最近は世の中にITサービスが普及していて、WEB・アプリ問わず、無料会員と有料会員が用意されていることがほとんどですよね。
この場合も、まずはユーザーに無料会員で使ってもらい、
「良さそうだ」と実感を持ってもらって初めて、有料会員に移行してもらうわけです。
サービスの良さを先に証明した上で、企業はお金をいただいてるということですね。
「価値の先出し」のポイント
価値を先出しするときのポイントは、ズバリ本来有料でしたいことを無料でやる、ということです。
なぜなら、企業側からしたら、サンプルだって本当はお金欲しいですし、無料会員だって本当はお金を取りたいですよね。
そのぐらいの価値のあるものを提供しているわけなので、当然です。
でも、これをあえて無料でやることが大切で、これこそ「価値の先出し」であり信頼につながります。
資金力がなくてもできる
とはいえ、個人でやる場合、資金源的に体力がなければ、サンプル配りも無料体験も正直難しいというのも事実です。
その場合、資金力がなくても一番簡単にできるのは、有料級の情報を届けるということ。
本当はお金を取ってもいいぐらいの情報を無料で届けることで、一番簡単に信頼構築ができます。
実際に私も、自分がお金を払ってWEBマーケティングのスクールで得た知識をこのブログに書き込んで来ました。
もしここで、悪い意味での会社員的な「報酬分だけ働く」考え方が染み付いていると、「もったいない!」とか「見返りは?」とか思ってしまうかもしれません。
しかしながら、「価値の先出し」の重要性をわかっている人たちだけが成功していくと言っても過言ではないです!
これから自分でビジネスをしたいと考えているなら、
会社員とは真逆の働き方で、とにかく先に「ギブ」していかに信頼を勝ち取っていけるかが勝負です。
情報発信がどうビジネスにつながるの?
「有料級の情報発信」というのは実際に企業もやっていることで、オウンドメディアを立ち上げたり、メルマガやラインで有益な情報を発信していくようになると、
その結果、「この企業がやってることっていいよね」と価値を感じてくれた人の信頼を得てお金を生み出していくという状態につながっていきます。
つまり、価値をどんどん世の中に出していけば、その価値に感動する人たちが出てきて、その感動した人たちがみんなファンに変わっていくわけです。
ファンに囲まれれば、ビジネスをするのって難しくないんですね。
というのも。なぜ多くの方が「ビジネスは難しい」と思うかというと、ファンという味方がいないからで
味方がいない理由は、あなたが価値を先出ししていないから、ということになります。
たとえば、YouTuberとして人気の人たちも
エンタメという形の情報発信で常に私たちを楽しませてくれるから、そこに価値を感じてファンになるわけですよね。
推しのYouTuberが商品を出すとなったとき、会ったこともない相手にお金を出せる心理は、普段たくさんの価値をもらうことによる信頼関係ができているから、とも言えます。
ということで、長くなりましたが
これから自分でビジネスをやりたいと考えている方は信頼を得るための「価値の先出し」を強く意識するようにしてみてくださいね!
きっと、あなたに沢山のファンや一緒に仕事をしたいと思う人たちが現れます!
まとめ|お金にならないことが実は信頼を集めることに繋がる
今回は、「集客できても、信頼がないと売上が増えない」というテーマで解説しました。
信頼の重要性を知ると、私たちが買い物をするときも
- 「〇〇さんだから買おう」
- 「〇〇さんが作ったものだから安心」
といったように、相手が企業でも個人でも、信頼というのは一つ大きなキーワードになっていることに気付きます。
皆さんの商品やサービスが沢山の人に愛されるために、時間をかけてでも、ユーザーとより良い信頼関係を築いて行けることを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪