こんにちは、YUKARIです!
- ブログの投稿画面で見る「パーマリンク」って何?
- 変更した方が良いと聞くけどどうしたらいいの?
果たしてパーマリンクってそんなに重要なものなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
パーマリンクを最適化すると、SEOでも評価されやすいので、さっそく解説していきます!
- パーマリンクの決め方のコツ
- WordPressでパーマリンクを設定する方法
- パーマリンク変更時の注意点
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、WEBサイトの各ページごとに個別に設定されるURLのことです。
パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、半永久的(Permanent )に変わることのないリンク、いう意味があります。
上の画像でいうと、URL全体が「パーマリンク」です。
パーマリンクは決して闇雲につけていいものではなく、「最適なパーマリンクの設定方法とコツ」が存在しますので、くわしく解説していきます!
パーマリンクとスラッグの違い
この記事ではパーマリンクについて解説しますが、よく混同されるものとしてスラッグがあります。
上の画像でいうと、ドメイン以降の「2023/08/19」、「how-to-set-permalink」それぞれがスラッグに相当します。
非常に間違われやすい部分なので、頭の片隅に置いておいてくださいね!
最適なパーマリンクを決めるときの3つのコツ
パーマリンクを決定する際には、3つのポイントを押さえると良いでしょう。
これを実践することで、検索エンジンがページの内容を把握するのを助け、ユーザーにとっても好印象を与えることができます!
- シンプルでわかりやすく
- 英単語パーマリンクがおすすめ
- ハイフンを活用して区切りよく
1.シンプルでわかりやすく
まずはじめに、Googleが推奨する最適なパーマリンクはどんなものか、見てみましょう。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
つまり、
「どんな内容について書かれた記事かがひと目で分かるくらいの、シンプルでわかりやすいもの」に設定しましょう、と言っているんですね。
たとえば、英語のリスニング勉強法に関する記事であれば、以下のようなパーマリンクがおすすめです。
https://english.com/how-to-study-english-listening
パーマリンクに絶対の正解はありませんが、
「how-to-study-english-listening」は、単語の意味を知ってさえいれば、
「英語のリスニングの勉強法に関する記事なんだ!」とパッと見でユーザーが判断できますよね。
2.英単語のパーマリンクがおすすめ
パーマリンクは、日本語よりも英単語で表記することをおすすめします。
なぜなら、日本語のパーマリンクは、コピペしたりSNSでシェアする場合に、下記のように文字化けするデメリットがあるからです。
https://english.com/英語のリスニング勉強法
↓コピペすると
https://english.com/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%8b%89%e5%bc%b7%e6%b3%95/
これでは、何について書かれた記事なのか、ユーザーも理解できないですよね。
特別な理由がない限り、あえて日本語のパーマリンクを使用する必要はないでしょう。
3.ハイフンを活用して区切りよく
英単語でパーマリンクを表記する際は、ハイフンを入れて区切り良くしましょう。
英語の文章は、単語の間にスペースがあることで読みやすくなっています。
しかし、URLではスペース記号は使えないため、代わりにハイフンを使うことで、視認性を高める効果があります。
ためしに、以下の2つを見比べてみてください。
https://english.com/howtostudyenglishlistening
https://english.com/how-to-study-english-listening
どちらがユーザーにとって分かりやすいかは、一目瞭然ですよね。
Googleも、以下のように明言しています。
URL では、ハイフンを使用して単語を区切ることを検討してください。それにより、ユーザーや検索エンジンが URL のコンセプトを理解しやすくなります。URL にはアンダースコア(
_
)ではなくハイフン(-
)を使用することをおすすめします。
間違ってアンダースコアを入力しないよう、注意してくださいね。
WordPressでのパーマリンク設定
ではさっそく、パーマリンクを設定していきます。
- WordPressの「パーマリンク設定」を変更する
- 投稿ごとにパーマリンクを設定する
WordPressの「パーマリンク設定」を変更する
初期設定のままになっているWordPressの「パーマリンク設定」を変更していきます。
まず、管理画面のサイドメニューから、「設定>パーマリンク」を選択。
設定画面で「投稿名」をクリックし、保存ボタンを押して完了です。
パーマリンクは一度設定すると後から変更するのが難しいため、「投稿名」だけのシンプルなパーマリンクにするのがベストです。
あとで日付表記をなくしたい、紐付けしたカテゴリー名を変えたいなどなった場合、後からパーマリンクを変更すると、内部リンクや被リンクが全て切れてアクセスできなくなります、
投稿ごとにパーマリンクを設定する
WordPressで記事を投稿する際は、以下の画像のように、
投稿ごとにパーマリンクを変更しましょう。
(変更前)
(変更後)
OKボタンを押さないと反映されないので、忘れないようにしましょう!
【注意】パーマリンクを初期段階で設定するべき理由
先ほども少し触れましたが、パーマリンクの設定に関して、一つだけ重大な注意点があります。
それは、パーマリンクはなるべく後から変更しないようにすべきだということです。
理由は2つあります。
- これまでの内部リンク・被リンクともにすべて無効になる
- SNSによるシェアがリセットされる
これまでの内部リンク・被リンクともにすべて無効になる
「パーマリンクを後から変更する」ということは、これまで公開していたWEBページのURLが全て変更されるということです。
どういうことかというと、ユーザーが回遊しやすいよう、記事ごとに内部リンクを設定していた場合は、リンク切れを起こしてアクセスできなくなります。
WEBページが外部サイトで紹介されていた場合、その被リンクも全て無効となり、SEOの評価を下げることにもつながります。
ユーザビリティの観点からも、「リンク切れ」はユーザーに対して非常にストレスを与えてしまいかねないので、
サイトを開設して間もない早い段階で設定されることをオススメします。
SNSでの拡散にも悪影響
パーマリンクを変更することで、これまでSNSで拡散されていたコンテンツも当然見ることができなくなります。
SNSでよくシェアされていた人気のコンテンツや、これまでバズった実績があれば、なおさらダメージは大きくなるかもしれません。
また、被リンクだけでなく、こういったSNSにおけるシェアもSEOに影響することが分かっています。
後から変更することの影響力を考えると、可能であればパーマリンクの変更はしたくないですよね。
まとめ|パーマリンクは早めに最適化しておこう
パーマリンクの決め方のコツと、WordPressでパーマリンクを設定する方法について解説しました。
「パーマリンクは途中で変更はしない」という前提のもと、早い段階でパーマリンクを設定するようにしましょう。
【最適なパーマリンクのつけ方の見本】
https://english.com/how-to-study-english-listening
【最適なパーマリンクのつけ方のコツ】
- シンプルでわかりやすく
- 英単語パーマリンクがおすすめ
- ハイフンを活用して区切りよく
・WordPressでパーマリンク設定を変更する際は「投稿名」のみにして、投稿ごとのパーマリンクも必ず設定する
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪