こんにちは、YUKARIです!
【マーケティング上達は人間理解から】シリーズ、今回は第2回です。
- マーケティングの上達に人間理解が必要なのは分かったけど、人間ってどんな生き物なの?
という方に向けて、本日は人間の行動原理の一つである「人は自分の視点の中で生きている」というテーマで記事をお届けします。
私たち人間には、逃れられない行動原理、というものがあります。
本日ご紹介するテーマも、
そういう意味では「当てはまらない人はいない」と言い切れるような、人なら誰しも共通するお話です。
WEBマーケティングに興味のある皆さんには、ぜひこれを理解して、
この原理に飲み込まれないでほしい!と思うので、ぜひ読んでみてくださいね。
【マーケティング上達は人間理解から】シリーズ第1回は【人間理解】人は自分の視点の中で生きている
これはつまり、人間という生き物は、自分が見たいものや、自分が信じたいもの。
そして自分が信じたい価値観の中で生きているということです。
一番分かりやすい具体例をご紹介します。
具体例:コロナワクチン
現代を生きる皆さんには、とてもホットで身近な例かと思います。
コロナワクチンを例にお話ししていきます。
あくまで具体例として分かりやすいのでお話しますが、これはワクチンを推奨するものでも、否定するものでもありません。
ということで、本題に入ります。
コロナワクチンは「すでに打った」人たちと、「打ちたくない(打てない人を除く)」という人たちと、
未だに意見が分かれているのは皆さんご存知かと思います。
ここで「すでに打った」人たちというのは、どうなるかというと、
もう自分が打ってしまったので、打った自分を正当化するような情報だけをずっと見るようになります。
どういうことかというと、日々このワクチンに関するニュースが流れてくるわけですが、
「ワクチンを打つと、実は副作用で将来的に危ないんじゃないか」という情報がある一方で、
「ワクチンを打つことによって、重症化が防げる」
「ワクチンパスポートや旅行割引もあるから、いいことしかない」というような、
自分にとっていいニュース、悪いニュース、本来どちらも目や耳にしているはずです。
ところが、この時「すでに打った」人たちというのは、打った自分を肯定したい心理が働きます。
これは逆パターンにも全く同じことが言えます。
「ワクチンを打ちたくない人」というのは、自分が打ちたくないから、
「打つとこんな危険性がある」
「こんな副作用があるかも」
「副作用で亡くなった人がいる」
こういった情報ばかり目にするようになります。
万が一「打つと体にいいかも」というニュースは一切見ないし信じたくないわけです。
皆さんもこれまで、不安になって、ヤフーニュースで検索したり、
ツイッターで延々と情報を追ってしまったりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
つまり、基本的に人間は「自分にとって都合の良いものしか見ない、信じない」ようになる、ということです。
常に世の中というのは、いい面も悪い面も、色んな情報があるわけなんですが、
という性質があることを知っておいてください。
人間理解において自分を客観視することの大切さ
ではこの時、私たちは何を意識しなければいけないかというと、
「自分が今どんな風に物事を見てるのか」ということを客観的に見れるかどうかが大事になります。
「いま自分はワクチンを信じたい派の視点でこのニュース見てるな」とか、
「いま自分はワクチンを反対したい人の目線でこのコメント見てるな」とか、
マーケティングに必要なのは多角的に物事を見ること
自分に対して客観視ができると、相手の視点に立ったり、
「多角的に物事を見る」癖がつくようになり、マーケティングスキルも上達します。
というのも、マーケティングにおいて相手に行動を促すためには、
まず相手の気持ちを知る必要があり、その為には「相手の視点に立つ」ということが必須だからです。
相手の視点に立つためには、自分以外の視点というのをどれだけたくさん持てるか。
いかに「多角的に物事を見られるか」というのが重要になってきます。
この自分の視点を増やすためには、
自分はこういう視点だけど、いま相手はこんな目線でこういう世界が見えているのから、
こういう伝え方をしてあげた方がいいかな、ということを常に考えます。
相手の目線で話ができるかがすごく重要です。
なぜかというと、マーケティングのゴールというのは、
集客にしても売上を立てるにしても、自分以外の人に何か行動を起こしてもらわない限り、何も始まらないし、何も生まれないからです。
ここまでお伝えしたきた通り、
ほとんどの人間というのは、「自分の見たい、信じたい世界」の中だけで生きています。
これから皆さんがWEBマーケティングでビジネスをしたり、起業したりと、
発信を仕掛ける側になっていきたいのであれば、
この「自分の中だけで考えて生きる」というのは正直オススメしません。
せっかくビジネスをするなら、多角的に物事を見ること、自分にはない視点で物事を見られるようになる自分を目指していきましょう(^^)
まとめ|自分の視点を増やそう
今回はコロナワクチンを例に記事を書きましたが、
「人は自分の視点の中で生きている」という人間の行動原理は、日々の人間関係において誰しも経験があることと思います。
それは上司と部下の視点の違いだったり、親と子の視点の違いであったり・・・。
それぞれの見ている視点が違うというのは当たり前のことだと理解して、
ぜひ皆さんにはそれを否定するのではなく、「自分の視点を増やすきっかけ」として、
マーケティングやビジネスにおいて自分の成長につなげていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪